前回『狐火の家』でも活躍した防犯探偵・榎本径と弁護士・青砥純子のシリーズ第三弾。
本書は「佇む男」「鍵のかかった部屋」「歪んだ箱」「密室劇場」の四つの短篇集。
「佇む男」は葬儀会社の社長が内側から施錠された部屋の中で、自殺としか見えない状態で発見される。死者は葬儀屋らしく、白幕を背にして絶命しており、その形がドアを内側から目張りした密室をつくっていた。
この話のトリックはあまりに難解だったので、少しだけヒントを…
(時間の経過と人間の身体的特性について考察を☺️)
次の表題作「鍵のかかった部屋」では、ドアの隙間を内側から目張りをして塞がれた室内で練炭が焚かれ、中にいた人間が一酸化炭素中毒死している、というもの。
この密室を解く鍵は、『シャルルの法則』にある。高校の物理の授業を思い出し、公式を使って練習問題を解いたのだが、この法則から密室を作りだすとは、正にでんじろう先生のサイエンスショーだった👏
「歪んだ箱」は、欠陥住宅という特殊な状況設定の密室殺人ミステリー。
トリックはこちらも物理的思考力が必要とされ、解明には少々ハードルが高いのだが、その分、倒叙ものならではのハラハラ感で楽しめる。
「密室劇場」は、前作『狐火の家』に収められている「犬のみぞ知る Dog knows」に出てきた三流劇団のメンバーが再登場するコメディーもの。殺人もハプニングで起こってしまう…
しかしトリックは人間の盲点をついた斬新なもので、面白い。
今回も防犯探偵 榎本径の『鍵』についての詳しい知識と推理力が鮮やかだった。
相変わらず、弁護士 青砥純子のボケぶりもいい味が出ていた😄
秋の夜長、驚天動地の密室トリックにチャレンジしてみては如何でしょうか🍁
Ps. 現場の見取り図やサムターン回しの図があるので状況が理解し易くなっています。
あの人を探してほしい・・・・
知りたい事がある・・・・
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