ランドセルにカメラを付けて交通安全対策を強化
千葉県八街市で小学生の列に飲酒運転のトラックが突っ込み5人が死傷した事故を受けて、厚木市では、装着した人が見る光景を記録できる「ウェアラブルカメラ」を市立小学校全23校に2台ずつ配布する。
小学生の登下校時に使用してもらい、児童目線で通学路が安全かどうかを再点検する試みが始まります。
カメラは6月から配布され、登校班の先頭を歩く班長や最後尾の副班長の肩に装着してもらう予定。
回収した動画を「通学路の安全対策協議会」で7月から分析し、その後も2ヶ月程度の間隔で撮影・分析を行い、市内の通学路の安全性を徹底的に見直すとの事。
通学時の児童生徒の交通安全対策として、ウェアラブルカメラを導入するとは、時代に即した画期的な試みですね。
また、小林常良市長は予算案発表の記者会見で、「コロナ禍と同じく大きな問題。安心で安全な暮らしを取り戻すため交通死亡事故ゼロ対策は必須だ」と強調。
予算案には同機器購入費253万円のほか、通学路の歩道整備、通学橋の架け替え、通学路の交差点内のカラー化などが盛りこまれています。
厚木市の2022年度予算案も、一般会計が936億円（前年度比7.3％増）と2年連続で過去最高となりました。
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