ロシア料理は、寒い国だけあって栄養価が高く厳しい冬を乗り切るための美味しいものが沢山あります。
その代表格といえば、『ボルシチ 』。
この赤色の原料は「テーブルビート」という野菜です。
まるで火のように鮮やかな赤色であるため、火焔菜(かえんさい)とも呼ばれています。
そして驚くべきはビートの栄養効果!実は「奇跡の野菜」とも呼ばれています。
ざっとビートの栄養と効果について記すと…
- 1.カリウムが豊富に含まれている➡︎むくみの解消、高血圧を予防
- 2.ナトリウムも豊富➡︎神経機能を正常にする
- 3.カルシウムと深く関わるマグネシウムがある➡︎骨粗鬆症の予防、イライラの解消
- 4.ナイアシン、またの名をビタミンB3!含有➡︎二日酔いに効く
- 5.パントテン酸含有➡︎動脈硬化予防
- 6.赤い色素ベタシアニン➡︎ガン予防、老化防止
- 7.甘味や旨みの成分ベタイン➡︎肝硬変や脂肪肝の予防
と、こんなにも身体に良い成分が豊富に含まれています!
我が家では冬になると『ボルシチ 』をよく作るので、ビートは常備菜のようになっています^ ^
他にも『ビーフストロガノフ』『ピロシキ』『ブリヌイ』『ペリメニ』『キャビア』など日本人の舌に合う料理が多いですよ!
因みに私は本場の『ブリヌイ』と『ピロシキ』が大好物‼︎
ブリヌイはロシア風クレープで、ロシア人にとって愛すべき食べ物。「ブリンキチ」という子どもにつけるような愛称でも呼ばれています。
『ピロシキ(ピローグ)』は“シュトーレ”というお店のものが絶品‼︎ ロシアではピロシキではなくて、ピローグというものが定番。パン生地におなじみのひき肉や、サーモン、鶏肉のクリーム煮などを包んだ食事系のものから、ジャムを包んだ甘いものまでいろんな種類があります。ぜひ現地で食べて欲しい☆写真下 こけ桃のピローグも最高☆
『ビーフストロガノフ』を食べるならビーフストロガノフ発祥のお店“ルスキーアンピール”がおすすめ!料理を考案したストロガノフ伯爵が住んでいた宮殿で、当時のレシピのビーフストロガノフが食べられます。こちらのお店はプーチンやゴルバチョフなど大統領も訪れる由緒あるお店。キャビアも絶品‼︎
ブロンドのロシア美人が給仕してくれる庶民派の美味しいロシアンレストラン『カチューシャ』の前でパチリ^_−☆